インビザラインの作り直し費用はいくら?追加料金が出る条件とすぐできる対処方法をわかりやすく整理!

インビザライン治療中に「このままだと作り直しが必要かも」と言われると、まず頭に浮かぶのは矯正費用がどうなるか、ですね。無料で済むのか、追加でいくらかかるのか、治療はどれだけ延びるのか、気になるところです。

作り直しと一口に言っても、再スキャンが必要なケース、追加アライナーで微調整するケース、紛失や破損で再製作するケース、転院で再契約に近い形になるケースなど実は中身が違います。

この記事では、あなたの状況をタイプ分けし、費用の目安、自分のケースで見通しを立てる方法と、クリニックに確認すべきポイントを具体的にまとめます。読んだあとに「次に何を聞けばいいか」が分かる流れになっています。

インビザラインの作り直し費用はいくら?

インビザラインの作り直し費用はざっくりいくら?

結論から言うと、インビザラインの「作り直し費用」は無料〜追加で数十万円まで振れます。振れ幅が大きいのは、作り直しの中身が1つではなく、どんな理由で計画を組み直すことになったかによって、追加で発生する費用の種類が変わるからです。

作り直しが起きる原因4タイプで費用目安が見える

作り直しが発生する主な原因には以下があります。

作り直しが起きる原因 費用が増えるのはどこ? 追加費用目安
ズレの修正(アライナーが浮く・入らない・進まない) 追加のアライナーを作って微調整
増えるのは「追加の装置費」と「期間延長に伴う通院コスト」
0円(込み設計)〜数万円〜10万円前後
紛失・破損(特定のアライナーがない) なくした分を再製作する
増えるのは「再製作費」、状況によって「配送・手数料」
枚数・医院ルールで変動
数千円〜数万円
口の中の変化(虫歯治療・詰め物交換・抜歯など) 歯の形が変わり、今の装置が合わなくなったとき
増えるのは「計画の更新に伴う工程費」と「追加の装置費」
数万円〜十数万円
転院・再契約 引き継ぎの条件や再診断の有無で総額が変わり、費用が大きくなりやすい
増えるのは「再検査・再診断」「新しい契約の装置費」
二重払いリスクに注意
十数万円〜数十万円

この分類ができると、次に見るべきポイントはシンプルです。追加の装置費がどこまで込みか、追加の検査・計画費が別料金か、そして通院費用が積み上がる設計か。この3点を確認すれば、自分のケースでの作り直し費用目安が見えます。

無料になる条件・有料になる条件

無料か有料かを分けるのは、「あなたのせいかどうか」よりも契約と料金設計です。

無料/有料のどちらになりやすいか 条件
無料になりやすい
  • 保証期間内
  • 追加アライナーが基本料金に含まれる
  • 再スキャン料が込み
  • 上限が書面で明確
有料になりやすい
  • 保証外
  • 紛失破損
  • 自己都合の長期中断
  • 転院/再診断が必要

作り直しの費用内訳

まず費用の考え方をシンプルにします。作り直しで増えやすい費用は、だいたい次の3つの合計です。

  1. 追加の装置費:追加のアライナーを作る、なくした分を再製作するなど
  2. 追加の検査・計画費:歯の動きや口の中の状態を確認し、必要なら計画を更新するための検査や再評価
  3. 期間延長による費用:通院回数が増えた分の調整料・管理料など

上記を押さえると、あとで専門用語が出てきても迷子になりません。

最初に聞く3つの質問

次の3つを聞くと、さきほどの「3箱」がどれだけ増えるかがほぼ決まります。作り直しと言われた直後は、ここだけ先に押さえるのが安全です。

  • 追加の装置(追加アライナー/再製作)は、基本料金に含まれますか(含まれない場合はいくらですか)
  • 状態確認や計画更新の工程に、別途費用は発生しますか(発生する条件と金額)
  • 期間が延びた場合、通院ごとの調整料・管理料は増えますか(増えるなら1回いくらですか)

インビザラインの作り直し費用は見積もりのここに注目!

作り直し費用が増えやすいポイントは見積もりのここ!

作り直し費用でややこしいのは、「追加アライナー代がいくらか」よりも、気づかないまま増える費用があることです。見積もりで見るべき項目は、次の7つです。

  1. 追加アライナー(リファインメント)の料金
  2. 再スキャン(型取り撮り直し)の料金
  3. 再診断・再設計(計画の作り直し)の料金
  4. 調整料・管理料(通院ごとに発生するか)
  5. アタッチメント再装着や処置費
  6. 紛失・破損時の再製作費
  7. 保定装置(リテーナー)と再作成費

特に1〜4が最重要で、ここが曖昧のままだと費用が読めません。

シンプルに言うと、作り直し費用は追加発注+追加通院+再検査の合算です。どれが発生する状況なのか、あなたのケースに当てはめて見ていきましょう。

再スキャン・再診断・追加アライナーの料金体系(都度 vs コミコミ)

まず最初に確認したいのは、追加アライナーや再スキャンが最初の料金に含まれているかです。ここが都度払いになっていると、作り直しが必要になるたびに請求が発生します。

逆に、コミコミ型の医院だと「追加は必要になったら作る」という運用でも費用が増えません。

ただし、「どこまで」「何回まで」コミコミかは確認しなければなりません。特に聞いておきたいのはこの2つです。

  • 追加アライナーは何回まで無料(または込み)ですか
  • 再スキャンは別料金ですか

作り直す場合は、多くの場合再スキャンが必要となります。

調整料(通院ごと)と管理料の考え方

次に見落としがちなのが、通院ごとの費用です。 作り直しが入ると、治療が延びやすくなります。

調整料が毎回かかるタイプになっていると、1回数千円でも回数が増えて地味に合計額に効いてきます。

以下ポイントを質問しましょう。

  • 作り直しの場合、通院は何回くらい増える見込みか
  • 調整料があるか(通院ごとにかかるか)

ここでのコツは、金額を聞くより先に、今後の通院回数の見込みを聞くことです。あと何回増えるか分かるだけで、合計額のイメージが作れます。

保定装置(リテーナー)と再作成費用の落とし穴

最後に費用で気をつけたいのが保定です。リテーナーは別料金になっている医院も少なくありません。

作り直し局面で保定はまだ先に思えるかもしれませんが、治療が延びると保定開始のタイミングも後ろ倒しされます。

確認したいのは「保定装置(リテーナー)は総額に含まれますか」だけです。

この一言で、終盤の追加請求の可能性が見えます。作り直しで疲れているときほど、ゴールまでの費用を先に確定しておくのが正解です。

なぜ作り直しになるの?インビザラインで多い原因はサボりよりズレの積み重ね

なぜ作り直しになるの?インビザラインで多い原因はサボりよりズレの積み重ね

作り直しと言われると「自分の装着習慣が悪かったのかも」と思いがちですが、現実には作り直しになる原因はいくつもあります。作り直し=失敗と決めつけるより、早めに軌道修正する発想のほうが安全です。

トラッキング不良(アライナーが浮く・入らない)

トラッキング不良は、歯の動きが計画より遅い・違う方向に動くことでアライナーが密着しなくなる状態です。装着時間が短いと起きやすいのは事実ですが、噛み合わせの干渉、アタッチメント(歯につける突起)の脱離、歯の形の個体差などでも起きます。

放置すると、以下の悪い流れに突入しやすいので、違和感が出た時点で医院に連絡しましょう。

  1. 次のアライナーが入らない
  2. 交換が止まる
  3. 後戻りが進む

焦って「次のアライナーを無理やり入れる」「装着をやめる」をやると、余計にズレが大きくなります。

自己判断より医院の指示が最優先です。多くの場合は、最後に合っていたアライナーを装着し続ける指示になります。

このパターンは、追加アライナーや再スキャンで軌道修正する可能性が高いです。費用面で大事なのは、次の2点です。

  • 追加アライナーが込みか、都度か
  • 再スキャンが別料金か

ここが込みなら、費用よりも期間の話になりやすいです。つまり、追加費用が発生しないことも多いでしょう。

逆に都度料金システムなら、先に上限を聞いて心を落ち着かせましょう。

紛失・破損

紛失や破損は、作り直しの中でも「追加費用になりやすい」代表です。ただ、すぐ再製作とは限りません。前後のアライナーでつなげられる場合もあります。

ここで重要なのは、放置しないことです。数日ズレるだけで、次のアライナーが入らなくなることがあります。

紛失したときに医院へ確認すべきことは以下です。

  • 前のアライナーに戻すべきか、次へ進むべきか
  • 再製作が必要なら1枚いくらか

「費用」と「今やるべきこと」を同時に回収すると迷いが消えます。

虫歯・つめ物交換など口の中が変わると作り直しになりやすい

矯正中に虫歯治療やつめ物の交換が入ると、歯の形が少し変わることがあります。アライナーは型なので、型に対して歯の形が変わると合わなくなるのが自然です。

その結果、再スキャンやアライナー再作成が必要になることがあります。

費用の扱いは医院で差が出やすいので、治療が入りそうな時点で矯正担当に共有しておくと揉めにくいです。

ワイヤー矯正への切替が必要になるケース

インビザライン矯正からワイヤー矯正へ切り替える例は意外に多いです。特に、以下の原因で切り替えることはよくあります。

  • 噛み合わせの難しさを調整したい
  • 動きにくい特定の歯を迅速に動かしたい
  • お見合いや結婚式などのイベントに確実に間に合わせたい

大事なのは、切替はゴールへの手段変更ということです。条件次第では切替のほうが総コスト(時間・追加費用・ストレス)を下げることがあります。

転院

転院は、作り直し費用が大きくなりやすいゾーンです。理由は、転院先では「同じ治療の続き」ではなく、再診断して再スタートに近くなることがあるからです。

ここで気をつけたいのは、勢いで転院して、前の医院の契約条件も転院先の費用も曖昧なまま進んでしまうケースです。

転院を考えたら、まず次の3つを揃えると強いです。

  1. 今の契約書・見積書(返金や清算ルールが書かれている)
  2. 治療の進捗が分かる情報(何枚目まで進んだか、追加歴など)
  3. 転院先でかかる費用の内訳(再診断・再スキャン・装置費)

ここを整理してから動くと、二重払いのリスクが小さくなります。逆に「もう嫌だ」だけで動くと、費用も増え、期間も長くなりやすいので注意です。

後悔しないために…インビザ作り直し局面でも頼れる歯科医院選び3条件

歯科医院選びで後悔しないために…インビザ作り直しが起きた人が見るべき5条件

作り直し局面で大切なのはリカバリー設計があるかです。

信頼できる病院の特徴 なぜ重要か
見積もりの透明性が高く追加費用の上限を示す医院 追加料金が起きるのは仕方なくても、「どの条件で」「いくら」が明確なら総額を読みやすくなります
重要なのは安さより明確に先を読めることです
症例の引き継ぎ・転院時の進め方が整っている医院 転院は、返金があるかどうかより、引き継ぎがスムーズかで時間と費用が変わります
転院先の費用内訳を先に出してもらう方が比較しやすくなります
コミュニケーション技術 作り直し局面では、専門用語の説明が雑な医院は判断の枷(かせ)になります

いま通っている医院で費用条件が曖昧、または説明が腑に落ちないなら、ポータルサイトを使ってインビザライン対応院を複数比較しましょう。作り直し(再スキャン・追加アライナー)の扱いが明確な医院に相談すれば総額を抑えられますし、何よりも先々の不安がなくなります。

まとめ

インビザラインの作り直し費用は0円〜数十万円まで幅がありますが、自分のケースにマッチした費用見通しは簡単に作れます。

まず自分の状況を、ズレ修正・紛失破損・口の中の変化・転院の4ルートに分け、次に費用を装置・工程・期間に分けて考えると追加の理由が見えます。

クリニックには「追加の装置は込みか」「工程に別料金が出る条件は何か」「通院ごとの調整料が増えるか」を先に確認すると、必要な費用の上限がほぼ固まります。

曖昧なまま進めることなく、条件を書面で揃えることが余計な出費を避ける近道です。

歯科矯正TheGuardでは、追加費用がクリアで分かりやすい全国のクリニックを検索できます。まずは、あなたの不安を専門医に相談してみませんか?

インビザラインの作り直し費用、まずいくら用意しておけば安心?

多いのは数万円〜10万円前後の追加で収まるケースです(追加アライナーや再スキャンなどの軌道修正)。ただし転院や再診断が絡むと十数万〜数十万円になることもあります。まずは「追加アライナーが何回まで込みか」「再スキャンは別料金か」を確認すると上限が読めます。目安は追加で10万円を仮置きすると見通しが立ちます。ズレ修正や軽い再製作はここに収まることが多く、転院や再契約が絡むと十数万〜数十万円に広がりやすいです。

作り直し費用の請求が妥当か判断するには?

まず、追加アライナーが基本料金に含まれるのか、再スキャン料が別途なのかを契約書・見積書で確認します。再スキャン料が別途になる可能性に触れる例もあります。不明確なら、料金体系が明瞭な医院に比較相談し、相場感と内訳の妥当性を擦り合わせると判断しやすくなります。

作り直しが無料になるのはどんな条件?保証とかプランで変わる?

無料になりやすいのは、保証期間内で、かつ追加アライナー(リファインメント)が基本料金に含まれている料金設計のクリニックです。逆に、保証外・回数上限超え・紛失破損などは有料になりやすいです。条件は医院ごとに差が大きいので、見積書や契約書の「追加費用の扱い」を見て、曖昧なら質問で確定させましょう。

転院して作り直しになったら、二重払いになる?返金される?

転院は費用が読みにくく、前の医院の返金ルール転院先の再診断・再スキャン費で総額が変わります。返金は「残り期間分が戻る」というより、医院の規定に沿った清算になることが多いです。転院を決める前に以下を先に出してもらうと失敗しません。

  1. 返金の計算方法
  2. 転院先でかかる費用内訳(再診断・装置費・調整料)